ヒアルロン酸は、最近のコスメ成分のなかでも大人気ですね。しかし、ヒアルロン酸は、もともとは美容の効果を期待してつくられたものではありません。関節炎に苦しむひとのための治療薬として開発されたのが、ヒアルロン酸のはじまりなのです。
ヒアルロン酸は、安全性が高い特徴を持っているので、関節炎の治療のほかにも、角膜移植手術のための補助剤や、白内障の治療にも使用できる成分です。つまり、ヒアルロン酸は美容の分野だけでなく、医療の分野でも有効活用されている成分だといえるでしょう。
人間の体のなかには、100兆個もの数の細胞が存在していますが、細胞と細胞のすきまにある液状のものを、ムコ多糖とよんでいます。ムコ多糖は、体のなかにある細胞と細胞をつなぎあわせ、体に不可欠な水分を保持しています。
健康で美しい肌特有の弾力性や張りのもとになっているのは、エラスチンやコラーゲンなどといった成分です。ヒアルロン酸は、ムコ多糖を代表する重要な成分なのです。
ヒアルロン酸は、肌の奥にある真皮、肌の表皮、角質層の細胞、血液中などいろいろな場所に存在しています。水分を保持する保水能力にとくにすぐれており、自身の重さの6000倍以上の水を保つことができるといわれています。
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